第15回 アルザス地方の花瓶

チェツィーリエン・ギムナージウムより贈られた花瓶
 1990年8月26日(日)に本校創立20周年記念式典が本校体育館で行われ、引き続き校門そばでスティール彫刻の除幕式 (「JISDの宝、No.5を参照) と記念植樹が行われ、午前10時45分からグランドに臨時に特設したテントで祝賀会が開かれました。その中で姉妹校であるチェツィーリエン・ギムナージウムのマイヤー=ユストゥス校長 (「JISDの宝、No.13 を参照) から本校の20周年を祝って濱田秀之(第7代)校長にアルザス地方の花瓶が寄贈されました。
 マイヤー=ユストゥス校長はその際この陶器花瓶について以下の説明をされました。…「この花器はエルザス地方に住む陶芸家のロイス・ルールマン(Loys Ruhlmann) によって作られたもので、伝統的な模様が配された手作りの高級陶器です。これはぶなの木を燃やした窯(かま)で焼かれ、多量の塩を用いる事から所謂(いわゆる)塩釉(えんゆう、塩のうわぐすり、Salzglasur) といわれるものです。この種の焼き物の産地として最も有名なドイツのヴェスターヴァルト地方やカンネベッカーラント地方では、今ではこの技術はもう廃れてしまい使われていません。」…と言う事で、本校では新校舎入り口ホールのガラス陳列ケースに大切に保管されています。
 なお両校は2006年に姉妹校提携25周年を迎え、11月27日にチェツィーリエン・ギムナージウムの講堂にて記念式典が行われました。

ユストゥス校長から記念の花瓶を受け取る濱田校長
(写真は右からマイヤー=ユストゥス校長、濱田秀之校長、
紀藤重成副理事長<新日本製鐵>)