第5回 校門にある謎のオブジェ

菅井信子氏作
「踊る乙女、又はアフロディーテ(愛の女神)は再び勝利を収める」
 校門入り口内の右に立つこのオブジェ。見る人により、あれは風見鶏、いやあれはデュッセルドルフの側転小僧だ、とさまざまな解釈や見方がなされているが、実のところを知る人は少ないのではないだろうか。
 このスティール彫刻は、本校の日独友好への貢献に対し、当時のデュッセルドルフ第1市長ブンゲルト氏より、本校の創立20周年記念式典(1990年8月)に合わせて贈られた物である。
 デュッセルドルフ市在住の彫刻家、菅井信子さんの作品で、デュッセルドルフ市政700年祭の中の「88年彫刻展」にて展示されたもののひとつであった。
 作者によるタイトルは「踊る乙女、又はアフロディーテ(愛の女神)は再び勝利を収める」とされている。ライトブルーの上部三日月の両端は両脚を表し、黒黄赤による乳房を配した逆三角形の胴体から炎のような真っ赤な髪がザクッザクッと屹立している。
 除幕式は石島実行副委員長の司会、岡田事務局長のドイツ語の案内で進められ、生徒代表として小6の樋口義之君と杉本幸夫君により序幕が行われた後、製作者の菅井信子さんからドイツ語による作品の解説が行われた。

オブジェ下に設置されているステイール腐食プレート碑
(日本語は、書道家、岡村富廣教諭による)