第1回 デュッセルドルフ日本人学校 校章とスクールカラー

校章校歌制定の声が聞かれ始めたのは仮校舎での開校2年目(1972)の秋ごろ。主な動機は73年3月に竣工される新校舎(現在は旧校舎と呼ばれる)落成を記念してで、学校関係者だけでなく日本クラブを通しても広く公募して選定する事になった。

 校章では四柳治人氏の応募作品が文字、デザイン、構想ともに優れており、「JISDの頭文字を日の丸を背景に表した」という丸型の図案が選ばれた。ただその図柄だけでは日本の学校である事が良く分らない、と言う事で日本を象徴する桜花で周りを取り囲む事が審査員によって決められ、同氏には選定作品を桜花中に入れる事、桜花とのバランスや形は同氏の考えを尊重する事にして改めて依頼して完成したのが現校章の原型で、1973年4月に入選作と作者が発表された。

 この時校章の色を決定するに当り、日本国旗の「白地に赤」の純白な白と鮮やかな紅(くれない)、それにバックとなった真っ青で鮮やかな「空色」の3色がスクールカラーとなった。